元幹部ら数千万円着服か 佐用の老健施設
兵庫県佐用町の介護老人保健施設を運営する姫路市の社会福祉法人が介護保険料を過大請求するなどしていた問題で、請求手続きを担当していたこの施設の元幹部職員(懲戒解雇)らが、実際には働いていない「架空職員」の給与を捏(ねつ)造(ぞう)するなどし、運営資金の一部、数千万円を着服した疑いのあることが、十日分かった。
法人が設けた調査特別委員会(特別委)の調査などで判明したもので、元幹部職員らの刑事告訴を検討している。
同町の老健施設「ハイム・ゾンネ」を運営する「平成福祉会」(大田研治理事長)。
特別委によると、着服の疑いがあるのは、実質的に経理を取り仕切っていた元幹部職員と法人の元理事二人。
元幹部職員ら三人は、架空職員八人分の給与として、二千数百万円を支払っていたように見せかけたり、交通費を水増ししたりする手口で着服していたという。
総額は数千万円にのぼるとみられ、特別委は人件費以外でも着服などの不正がなかったか調べている。
これまでの調査で、同施設では、元幹部職員が複数の部下に指示し、常勤医師が不在だったのに介護保険料の満額請求を続け、約五年で五億一千万円を超える過大請求をしていたことが分かっている。
受け取った介護保険報酬の一部が、着服金に充てられた格好だ。
また、元幹部職員は、定則に基づいた理事会や評議員会などが長期間、全く開かれていなかったのに、開催されたように会議録などを改ざんし、県の監査での改善指導を免れていたことも明らかになった。
法人の関係者は「三人に対する刑事告訴や民事訴訟については、五月末に予定している理事会などで対応を決めたい」としている。
2007年5月10日 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000330335.shtml より
相変わらずこんな事件がありますねぇ。
過失のある不正がわかった時の処分を厳しくしないから同じことを繰り返すんです。
何の事件でもそうですが、やたら悪いことをする時にだけ頭を使う人がいますよね。
もっといいことにその知恵を使えば、自分のためになるのに・・・・
しかし、こんなに大きな金額の不正請求が、法人の理事長など経営陣が「知りませんでした」はないでしょう。
現場幹部の処分をどうのこうのいっても、トップの社会的責任は大きいですなぁ。
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