「涙と笑いで『介護予防』」を合言葉に、大阪府豊中市内の特別養護老人ホームなどでウクレレ漫談を続けているジョージ・平野(本名・平野量司)さん(64)の公演回数が300回を超えた。
自らも高齢者施設を運営する経験から、「情緒豊かな生活は高齢者を元気にさせる」を信条に活動を展開。
ウクレレの軽やかなメロディーに乗せ、「いつまでもお元気で」とのメッセージを発信し続ける平野さんの漫談は、地域の高齢者に活力を与えている。
平野さんは、会社員を経て昭和45年に豊中市内でそろばん塾を開業。
その後、母親を介護した経験から、「介護する家族の役に立ちたい」との思いで、平成8年、高齢者が交流するシルバーデイハウスを市内に開設した。
この施設を利用するお年寄りらと触れ合う中で、平野さんは「情緒豊かな生活を送れば、元気に暮らすことができる。
施設に通うことも、介護保険を利用する必要もない」と実感。
友人らと高齢者施設を慰問するバンドを組んだのを手始めに、14年からは「ジョージ・平野」の芸名で単身での訪問活動を始めた。
亡くなった母親はかつて三味線漫談のプロとして活躍、長兄も歌謡曲の編曲や校歌の作曲を手がける編曲家という「音楽一家」に育ったため、活動の中心はやはり「コンサート」。
ダジャレや謎かけで日常生活の一コマを面白おかしく語りかけるウクレレ漫談や、懐かしい童謡でホロリと泣かせるピアノの弾き語りなどが得意の出し物。
施設暮らしなどで気持ちがふさぎがちの高齢者らに、「生き生きとした」時間をプレゼントしている。
市内のデイサービスセンターや特養ホーム、病院など20カ所以上を定期的に巡回。
月に4、5回程度の公演をこなし、今年2月には通算300回を超えた。
「私も60歳を超えて高齢者の仲間入りをしたかもしれないが、この活動は使命だと思って死ぬまで続けたい」となおも盛んだ。
「高齢者に元気を与えたい」と始めた公演活動は、自らの生きがいを見つけることにもなったという平野さん。
「生活の中に楽しみを見つければ充実した人生を送ることができる。暗いイメージのある高齢社会だが、ともに明るく元気に生きていきたい」と話している。
2007年4月7日(産経新聞)Yahoo!ニュース より
こんな方がウチの地域にもいらっしゃったらいいなぁ。
施設でせいかつされている高齢者のみなさんは平野さんが来てくださったら大変喜ばれるでしょうね。
誰でもできることじゃないですよね。
いいニュースをありがとうございました。
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