福岡県大牟田市明治町3丁目の無職永江茂夫さん(1908年3月生まれ)方から成人男女とみられる5人の遺体が見つかった事件は4日、永江さんの長男(70)ら子ども3人が大牟田署の調べに対し「小さいときから(人が)亡くなったら必ず生き返ると言い聞かされてきた。
両親の指示通り、遺体をそのまま室内に置いて寝かせていた」と説明していることが分かった。
同署は、5人の遺体は永江さんと妻フミコさん(1915年2月生まれ)、連絡が取れない子ども3人とみた上で、死亡した順番を茂夫さんが約20年前、長女が約10年前、フミコさんが8‐9年前、次に二女が時期不明で、最後に二男が4‐5年前と推定。
また、死因についても茂夫さんとフミコさんが老衰、子ども3人は病死とみており、4日午前から同県久留米市の久留米大医学部で司法解剖を開始。
身元とともに死因、死亡時期の特定を急いでいる。
同署は長男(70)の立ち会いで、永江さん方の実況見分も始めた。
永江さんの3人の子どもは事情聴取に応じており、特定の宗教団体への加入は否定しているという。
●「同居扱い」で確認遅れ 大牟田市
なぜ20年間も発見できなかったのか‐。
福岡県大牟田市で5人の遺体が見つかったことについて、同市は「(永江茂夫さん夫妻は)家族が同居しているという扱いだったため安否確認が遅れた」と説明している。
4日午前、市役所で会見した同市地域包括支援センターの井上泰人センター長らによると、地区担当の民生委員から「長期間、永江さん夫妻と連絡が取れない」という相談を受け、3月15日にセンター職員が永江さん宅を訪問。
しかし、玄関は施錠され、電気メーターはゆっくり回っていたが呼び掛けにも応答がなかったという。
このため、同日以降、市内の三女(59)宅を訪問し「永江さん夫妻の元気な姿を確認したい」と申し入れたが返答はあいまいで、同22日になって「手は足りているので自分たちで面倒を見ていきます」とセンターに電話連絡があった。
今月2日、再び三女宅を訪問したが明確な返答がなかったため、大牟田署に報告したという。
市によると、民生委員は約180世帯を担当しているが、独居や認知症の高齢者宅を重点訪問しており、永江さん宅は重点訪問の対象外だった。
これまで受給していた年金は誕生月に「現況届」を提出する必要があったが、毎年、永江さん夫妻名の現況届のはがきが社会保険庁に郵送されていた。
市税や介護保険料の滞納はなく、市は異変に気付かなかったという。
一方、永江さんの娘3人が販売店契約を結んでいた大阪市の化粧品会社によると、ここ数年は娘1人の名前で、電話やファクスで商品発注があり、3月29日の発注が最後だったという。
永江さんの娘4人のうち3人は1986年ごろに同社と販売店契約。
同社は「経験の長いベテランで、事実とすれば驚いている」として、社員を同市に派遣し、事態の確認を急いでいる。
2007年4月4日(西日本新聞)Yahoo!ニュース より
なんとまぁ、ドラマのような事件です。
宗教とは無関係でこのような事実があるのなら、よっぽど心が純粋な子どもだったのでしょう。
若しくは、現在の情報社会の中でこのような事件が起こるということは、家族以外の人間とのコミュニケーションが殆どできていなかったと思われる。
世の中何が起こるかわかりません。
人ごとではありません!
私たちの生活の場の周辺でも、いつこんなことが起こるか・・・
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